地域の障がい者施設にボランティアに行かせてもらったのが始まりでした。

そこで出逢った人たちの存在に支えられてきました。それは私にとって社会とのつながりでした。

人とのつながりに励まされたり、支えられていることを実感していく中で、ありのままの自分を少しずつ受け入れ、

自分を取り戻してこられたように感じ、感謝の思いでいます。

法人名の「こころのいしずえ」は、

家を建てる人が「役に立たない」と、必要ないと見捨てた石が、なくてはならない礎の石になったという言葉にあるように、

本当は、一人ひとりの中にある “ 生きる力 ” を確認できるような「こころの土台づくりの支えとなる場所」を目指して、

一緒に歩んでいきたい…そんな思いを込めました。

自分らしく自分のペースで生きること、気持ちをことばにしていくことを大切に、

精神障がいへの深い理解を持ち、本当の意味での必要な支援が得られる環境をつくっていきます。

ぴあんぴあーのが、時には重荷を下ろしてゆっくりと休み、傷や痛みを癒しながら、

人とのつながり、自分のことば、信じる心を取り戻し、可能性と希望に開かれた場所になれるように、

ともに学び合い、進んでまいりたいと思います。